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ジャンドから始めるレガシー
2018年4月3日 Magic: The Gathering コメント (6)どうもハヤタツです。
今回は流行に乗ってこんな記事を書いてみたので気になったらまず読んでみてくれ。
一般的にジャンドというデッキはハンデスと除去で相手を妨害しつつタルモゴイフや闇の腹心といったデパワーカードを叩きつけて勝つデッキである。
ただ、レガシーという環境においてはジャンドのデッキはデッキの1/3が土地、1/4はクリーチャーそして残りの半分が除去とハンデスといったデッキである。そのためレガシーという特殊なデッキが多い環境においてはこの半分のうちどれだけが腐るかによって有利不利が決まると言っても良い。こう考えるとジャンドというデッキは
クリーチャーで攻めてこないデッキにはとにかく不利がつきそうだというのは想像に難くないだろう。
実際のリストを見てみよう。
Deck: ジャンド ベーシック.dec
Counts : 60 main / 15 sideboard
Creatures:15
4 Deathrite Shaman
4 Dark Confidant
4 Tarmogoyf
3 Bloodbraid Elf
Spells:22
3 Lightning Bolt
4 Thoughtseize
2 Abrupt Decay
3 Hymn to Tourach
3 Punishing Fire
2 Sylvan Library
4 Liliana of the Veil
1 Toxic Deluge
Lands:23
3 Badlands
2 Bayou
1 Forest
4 Grove of the Burnwillows
3 Polluted Delta
1 Swamp
4 Verdant Catacombs
3 Wasteland
2 Wooded Foothills
Sideboard:15
2 Carpet of Flowers
3 Duress
2 Pithing Needle
2 Pyroblast
3 Surgical Extraction
2 Golgari Charm
1 Choke
現在のグリクシスデルバーを中心としたメタゲームではジャンドというデッキは有利なように感じられる。しかし実際にジャンドを使ったことあるプレイヤーはわかると思うが、そんなに有利に感じられないだろう。筆者も上記のリストでグリクシスデルバーとメインボードでゲームした場合(デルバー側のプレイヤーにもよるが)あまり構築的な有利をとることはできないだろう。これはひとえにある深海魚と不毛の大地のせいである。また、グリクシスデルバーの流行により減ったとは言え環境からスニークやantといったコンボデッキが消えたわけではなく、それらのデッキに対してメインボードでは厳しいゲームをすることになるだろう。更に、グリクシスデルバーが中心メタが回っているということはグリクシスデルバーに強いデッキが環境には存在する。それが土地単や赤単プリズン、デスタクといったデッキである。このようにして環境のデッキを3種(デルバー、コンボ、グリクシスデルバーに強いデッキ)に分けたときジャンドが明確に有利がとれているのはあまりなく、逆にメインボードでは不利なデッキやギリギリ五分のデッキが多い。ではそんなデッキが先日の某調布の大会で優勝することができたかというと理由は2つある。
それはジャンドというデッキは
・サイドボードのフリースロットが非常に多いデッキ
・デッキに特性上対処できないカードがあまりない。そのため、初手のキープ基準次第では相性差か覆せる。
上記の2つの特性上、プレイヤーには多くレガシーの知識が求められ、また、どのデッキに対しても初手からの勝ち筋をしっかり見定める必要がある。ジャンドと言えば豪快なアドバンテージをとる手段をトップから投げ続けて勝つといった印象が強いがその戦術が有効な相手にはあまりプレイングが要求されないし、また、それが有効な相手(BUG続唱など)は環境に少なくなってきている。それよりもこれからジャンドというデッキを使ってレガシーの海を泳ごうとしているプレイヤーは苦手なデッキとのゲームプランとしれに準じたサイドインアウトをしっかり練習するといいと思う。レガシーの大会に出る上である程度相手によって大きな相性差があるデッキを使うときというのはニガテな相手と当たって勝てたときの精神的な余裕が生まれやすい。(得意な相手は勝てるしね。)だから苦手な相手に勝てたときはそのままベスト8までかけ上がったりと良い意味で調子にのれる。このデッキは青いデッキと違って相手の動き(特にコンボ)を見てから対処するのは難しいし、青のドロースペルもないくせにデュアルランドをいれた3色のマナベースである。そのためある程度の願掛けは必要だよね。
さっきからジャンドのやなところばかりあげているけれどもこのデッキでゲームに勝つのはサイコーに楽しいしフェアデッキながらの相手のカードに対して強くアドバンテージがとれているのをものすごく実感できる良いデッキだから是非とも楽しんでくれよな!しっかり練習したらきっと勝てるようになるよ。
今回は流行に乗ってこんな記事を書いてみたので気になったらまず読んでみてくれ。
一般的にジャンドというデッキはハンデスと除去で相手を妨害しつつタルモゴイフや闇の腹心といったデパワーカードを叩きつけて勝つデッキである。
ただ、レガシーという環境においてはジャンドのデッキはデッキの1/3が土地、1/4はクリーチャーそして残りの半分が除去とハンデスといったデッキである。そのためレガシーという特殊なデッキが多い環境においてはこの半分のうちどれだけが腐るかによって有利不利が決まると言っても良い。こう考えるとジャンドというデッキは
クリーチャーで攻めてこないデッキにはとにかく不利がつきそうだというのは想像に難くないだろう。
実際のリストを見てみよう。
Deck: ジャンド ベーシック.dec
Counts : 60 main / 15 sideboard
Creatures:15
4 Deathrite Shaman
4 Dark Confidant
4 Tarmogoyf
3 Bloodbraid Elf
Spells:22
3 Lightning Bolt
4 Thoughtseize
2 Abrupt Decay
3 Hymn to Tourach
3 Punishing Fire
2 Sylvan Library
4 Liliana of the Veil
1 Toxic Deluge
Lands:23
3 Badlands
2 Bayou
1 Forest
4 Grove of the Burnwillows
3 Polluted Delta
1 Swamp
4 Verdant Catacombs
3 Wasteland
2 Wooded Foothills
Sideboard:15
2 Carpet of Flowers
3 Duress
2 Pithing Needle
2 Pyroblast
3 Surgical Extraction
2 Golgari Charm
1 Choke
現在のグリクシスデルバーを中心としたメタゲームではジャンドというデッキは有利なように感じられる。しかし実際にジャンドを使ったことあるプレイヤーはわかると思うが、そんなに有利に感じられないだろう。筆者も上記のリストでグリクシスデルバーとメインボードでゲームした場合(デルバー側のプレイヤーにもよるが)あまり構築的な有利をとることはできないだろう。これはひとえにある深海魚と不毛の大地のせいである。また、グリクシスデルバーの流行により減ったとは言え環境からスニークやantといったコンボデッキが消えたわけではなく、それらのデッキに対してメインボードでは厳しいゲームをすることになるだろう。更に、グリクシスデルバーが中心メタが回っているということはグリクシスデルバーに強いデッキが環境には存在する。それが土地単や赤単プリズン、デスタクといったデッキである。このようにして環境のデッキを3種(デルバー、コンボ、グリクシスデルバーに強いデッキ)に分けたときジャンドが明確に有利がとれているのはあまりなく、逆にメインボードでは不利なデッキやギリギリ五分のデッキが多い。ではそんなデッキが先日の某調布の大会で優勝することができたかというと理由は2つある。
それはジャンドというデッキは
・サイドボードのフリースロットが非常に多いデッキ
・デッキに特性上対処できないカードがあまりない。そのため、初手のキープ基準次第では相性差か覆せる。
上記の2つの特性上、プレイヤーには多くレガシーの知識が求められ、また、どのデッキに対しても初手からの勝ち筋をしっかり見定める必要がある。ジャンドと言えば豪快なアドバンテージをとる手段をトップから投げ続けて勝つといった印象が強いがその戦術が有効な相手にはあまりプレイングが要求されないし、また、それが有効な相手(BUG続唱など)は環境に少なくなってきている。それよりもこれからジャンドというデッキを使ってレガシーの海を泳ごうとしているプレイヤーは苦手なデッキとのゲームプランとしれに準じたサイドインアウトをしっかり練習するといいと思う。レガシーの大会に出る上である程度相手によって大きな相性差があるデッキを使うときというのはニガテな相手と当たって勝てたときの精神的な余裕が生まれやすい。(得意な相手は勝てるしね。)だから苦手な相手に勝てたときはそのままベスト8までかけ上がったりと良い意味で調子にのれる。このデッキは青いデッキと違って相手の動き(特にコンボ)を見てから対処するのは難しいし、青のドロースペルもないくせにデュアルランドをいれた3色のマナベースである。そのためある程度の願掛けは必要だよね。
さっきからジャンドのやなところばかりあげているけれどもこのデッキでゲームに勝つのはサイコーに楽しいしフェアデッキながらの相手のカードに対して強くアドバンテージがとれているのをものすごく実感できる良いデッキだから是非とも楽しんでくれよな!しっかり練習したらきっと勝てるようになるよ。
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コメント
ほんまやおかしいな(>_