アグロロームについて
2018年12月3日 Magic: The Gathering コメント (3)久々に解説記事書きたくなったのでこのデッキがどんなデッキでどんなデッキに強くてどんなデッキに弱いのか解説していこうと思います。
最近の一般的なリストがこちら。
Deck: アグロロームベーシック6.dec Counts : 60 main / 15 sideboard
Creatures:11
1 Dryad Arbor
4 Dark Confidant
1 Gaddock Teeg
1 Scavenging Ooze
4 Knight of the Reliquary
Spells:23
4 Chalice of the Void
4 Mox Diamond
2 Green Sun’s Zenith
3 Abrupt Decay
1 Assassin’s Trophy
2 Life from the Loam
3 Punishing Fire
1 Sylvan Library
3 Liliana of the Veil
Lands:26
1 Badlands
1 Barren Moor
2 Bayou
1 Cabal Pit
1 Forest
1 Ghost Quarter
3 Grove of the Burnwillows
1 Karakas
1 Maze of Ith
1 Savannah
1 Scrubland
1 Taiga
1 Tranquil Thicket
4 Verdant Catacombs
4 Wasteland
2 Windswept Heath
Sideboard:15
2 Thalia, Guardian of Thraben
1 Knight of Autumn
2 Swords to Plowshares
2 Golgari Charm
1 Liliana, the Last Hope
1 Ajani Vengeant
4 Leyline of the Void
1 Nissa, Vital Force
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
Built with Decked Builder
最近レガシーを始めた人はあんまり知らないかもしれないけど結構昔からあるデッキでいろんなデッキの強い要素を集めてモックスとロームで無理矢理回すデッキです。チャリスモックス罰火すいび不毛ロームレリカリーといろんなカードの強いところを取ってる欲張りお子様ランチみたいなデッキだからパワーカード大好きな人は嵌まるかもしれないですね。(そんな自分もパワーカード大好き故に組んでしまいました。)
ロームデッキだからひたすらロームを回すデッキかと思われがちですが比較的そんなことはなくてロームの目的は決まっています。
1.罰火パッケージを探す
これ罰火デッキとしてジャンドにロームを採用していた時も似たような扱いをしていました。もともと除去の枚数はもっさりデッキにしては少なく、ジャンドのように除去コントロールするためには罰火はわりかし必須と言えます。
2.不毛ローム,pitロームといった起動型能力をもつ土地を使い回す。
これはエルドラージや、デスタクに良く行います。
やはり不毛に弱いデッキは一定数存在するため、その辺りに勝つためには一番簡単でしょう。
3.モックスで失ったアドバンテージを戻す。
実は三番が一番大切なことで、モックスはこのデッキのもっさり感を緩和し、色マナ供給もしてくれるこのデッキの心臓部でもあります。しかし、土地を一枚捨てると言うリスクは書いてある以上に重く、時には手札の土地が二枚しかないのに一枚を捨ててプレイと言ったことをしなければなりません。そのとき、後続の土地が引けないとただでさえもっさりデッキ。毎ターン土地がおけなければ当然のごとく負けに近づいてきます。それを解決してくれるのがロームな訳です。もちろんイスのような特殊な地形を割られても回収できると言う役割もありますが…
こんだけ書くと、非常に大切でロームをひたすら回さないと勝てないじゃないか!?と思う方出てくると思います。でもそんなことはないのです。
あくまでこのデッキはクリーチャーデッキ。チャリスを置き除去からボブレリカリーを守って殴って勝つのが勝ち筋です。そもそも土地単のように踏査があるデッキではないのでロームをひたすら回して手札に土地を回収しても直接的な勝ち手段には繋がりません。(ただし、DD採用型は除く)あくまでクリーチャーデッキです。そのため、リリアナがいる。あるいは上記の3つの理由や土地を伸ばすと言った理由がなければ無理にロームを回す必要はありません。(例外としてはサイクリングランドがあり、マナがたくさんある場合はドローも出来るようになるため、積極的に回しに行ってもいいかと思います。)
下手にロームを回して勝ち手段や優秀な除去を落としてしまわぬようにしましょう。
まぁこのようにしてマナ基盤やアドバンテージを得た後はレリカリーがすべてを決めてくれます。特に白黒が絡まないデッキはレリカリーが殺せないことが多く、出たときほぼ勝利が確定することも多々あります。(ジャンドのタルモと違って殴れるPWみたいでイスや燃え柳不毛カラカスをサーチできるので盤面に応じた動きかたくさんできます。特にイスはダメージを与えた後にアンタップすると言う疑似警戒能力を付与でき、それによりレリカリーの能力を構えながら殴れるのである程度サイズが育ったら持ってくると良いでしょう。)また、レリカリーはギリギリまで殴らないこと方がいいことが多いです。(ライフを詰めることに意義のある相手は別。)ギリギリまで我慢してイスを持ってきて構えながら殴る方向に持っていくのが大切です。フェッチ経由で一ターンにサイズが2上昇、不毛でさらにサイズが上がることは大切です。殴る回数を出来るだけ減らして受けきるようにしましょう。
しかし、こんなもっさりしたことがレガシーで出来るんかい!フェアには強いやろうけどコンボに負けるんちゃうか!!と思いの方もいらっしゃると思いますが、意外と噛み合えば行けますね。まずチャリスがありのガドッグがありのこのデッキはストームにバグみたいに強いです。特にガドッグくんはメインおけたらほぼ勝ち。また、ショウテルエムラルートはせいいの騎士と合わせて五枚、合わせて返せるルートがあるので全く耐性がないわけではありません。(グリセル、スニークはきついので裏目ありありですが。)
といった具合に四色の利点を存分に生かしたデッキとなっているわけです。少しゆったりしていながらも4色の器用で不器用なところが面白いデッキです。是非使ってみてください。
次はどのようなデッキが得意、不得意なのか
サイドボード込みで話していきます。
アグロロームを使いたいと思っている方は是非、ロームの役割を意識して回してみてください。
ぱやたつ
最近の一般的なリストがこちら。
Deck: アグロロームベーシック6.dec Counts : 60 main / 15 sideboard
Creatures:11
1 Dryad Arbor
4 Dark Confidant
1 Gaddock Teeg
1 Scavenging Ooze
4 Knight of the Reliquary
Spells:23
4 Chalice of the Void
4 Mox Diamond
2 Green Sun’s Zenith
3 Abrupt Decay
1 Assassin’s Trophy
2 Life from the Loam
3 Punishing Fire
1 Sylvan Library
3 Liliana of the Veil
Lands:26
1 Badlands
1 Barren Moor
2 Bayou
1 Cabal Pit
1 Forest
1 Ghost Quarter
3 Grove of the Burnwillows
1 Karakas
1 Maze of Ith
1 Savannah
1 Scrubland
1 Taiga
1 Tranquil Thicket
4 Verdant Catacombs
4 Wasteland
2 Windswept Heath
Sideboard:15
2 Thalia, Guardian of Thraben
1 Knight of Autumn
2 Swords to Plowshares
2 Golgari Charm
1 Liliana, the Last Hope
1 Ajani Vengeant
4 Leyline of the Void
1 Nissa, Vital Force
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
Built with Decked Builder
最近レガシーを始めた人はあんまり知らないかもしれないけど結構昔からあるデッキでいろんなデッキの強い要素を集めてモックスとロームで無理矢理回すデッキです。チャリスモックス罰火すいび不毛ロームレリカリーといろんなカードの強いところを取ってる欲張りお子様ランチみたいなデッキだからパワーカード大好きな人は嵌まるかもしれないですね。(そんな自分もパワーカード大好き故に組んでしまいました。)
ロームデッキだからひたすらロームを回すデッキかと思われがちですが比較的そんなことはなくてロームの目的は決まっています。
1.罰火パッケージを探す
これ罰火デッキとしてジャンドにロームを採用していた時も似たような扱いをしていました。もともと除去の枚数はもっさりデッキにしては少なく、ジャンドのように除去コントロールするためには罰火はわりかし必須と言えます。
2.不毛ローム,pitロームといった起動型能力をもつ土地を使い回す。
これはエルドラージや、デスタクに良く行います。
やはり不毛に弱いデッキは一定数存在するため、その辺りに勝つためには一番簡単でしょう。
3.モックスで失ったアドバンテージを戻す。
実は三番が一番大切なことで、モックスはこのデッキのもっさり感を緩和し、色マナ供給もしてくれるこのデッキの心臓部でもあります。しかし、土地を一枚捨てると言うリスクは書いてある以上に重く、時には手札の土地が二枚しかないのに一枚を捨ててプレイと言ったことをしなければなりません。そのとき、後続の土地が引けないとただでさえもっさりデッキ。毎ターン土地がおけなければ当然のごとく負けに近づいてきます。それを解決してくれるのがロームな訳です。もちろんイスのような特殊な地形を割られても回収できると言う役割もありますが…
こんだけ書くと、非常に大切でロームをひたすら回さないと勝てないじゃないか!?と思う方出てくると思います。でもそんなことはないのです。
あくまでこのデッキはクリーチャーデッキ。チャリスを置き除去からボブレリカリーを守って殴って勝つのが勝ち筋です。そもそも土地単のように踏査があるデッキではないのでロームをひたすら回して手札に土地を回収しても直接的な勝ち手段には繋がりません。(ただし、DD採用型は除く)あくまでクリーチャーデッキです。そのため、リリアナがいる。あるいは上記の3つの理由や土地を伸ばすと言った理由がなければ無理にロームを回す必要はありません。(例外としてはサイクリングランドがあり、マナがたくさんある場合はドローも出来るようになるため、積極的に回しに行ってもいいかと思います。)
下手にロームを回して勝ち手段や優秀な除去を落としてしまわぬようにしましょう。
まぁこのようにしてマナ基盤やアドバンテージを得た後はレリカリーがすべてを決めてくれます。特に白黒が絡まないデッキはレリカリーが殺せないことが多く、出たときほぼ勝利が確定することも多々あります。(ジャンドのタルモと違って殴れるPWみたいでイスや燃え柳不毛カラカスをサーチできるので盤面に応じた動きかたくさんできます。特にイスはダメージを与えた後にアンタップすると言う疑似警戒能力を付与でき、それによりレリカリーの能力を構えながら殴れるのである程度サイズが育ったら持ってくると良いでしょう。)また、レリカリーはギリギリまで殴らないこと方がいいことが多いです。(ライフを詰めることに意義のある相手は別。)ギリギリまで我慢してイスを持ってきて構えながら殴る方向に持っていくのが大切です。フェッチ経由で一ターンにサイズが2上昇、不毛でさらにサイズが上がることは大切です。殴る回数を出来るだけ減らして受けきるようにしましょう。
しかし、こんなもっさりしたことがレガシーで出来るんかい!フェアには強いやろうけどコンボに負けるんちゃうか!!と思いの方もいらっしゃると思いますが、意外と噛み合えば行けますね。まずチャリスがありのガドッグがありのこのデッキはストームにバグみたいに強いです。特にガドッグくんはメインおけたらほぼ勝ち。また、ショウテルエムラルートはせいいの騎士と合わせて五枚、合わせて返せるルートがあるので全く耐性がないわけではありません。(グリセル、スニークはきついので裏目ありありですが。)
といった具合に四色の利点を存分に生かしたデッキとなっているわけです。少しゆったりしていながらも4色の器用で不器用なところが面白いデッキです。是非使ってみてください。
次はどのようなデッキが得意、不得意なのか
サイドボード込みで話していきます。
アグロロームを使いたいと思っている方は是非、ロームの役割を意識して回してみてください。
ぱやたつ
コメント
パワーカード大好きなんで前から面白そうと思ってたけど、
このデッキくっそムズいんやけど!!
あと青いデッキ使ってるハヤタツさんも見てみたいです。
PS 今度久しぶりに呑みにいきましょう
同じレリカリーデッキとして頑張っていきましょ笑笑
KJ
土地を置くのがムズいよ特に。